トラキア人の集落の中心地として栄えたドナウ沿岸のこの地域は、Regianum、Kamistrum、Augusta城などのローマ時代の城跡に見られるように、ローマ帝国時代のドナウ街道が通り、活気に満ちていました。 コズロドゥイは、ブルガリアの偉大な革命家フリスト・ボテフの名に深く関係する町です。「穏やかで白いドナウ川が揺れ動き、陽気な水しぶきが上がる。そしてラデツキーは誇らしげに、燦然と輝く波の上を航海する」とイヴァン・ヴァゾフは書いています。現在、ボテフのチェタがブルガリアの海岸に降り立った際のオーストリア・ハンガリー帝国の蒸気船ラデツキーのレプリカがコズロドゥイに係留され、船の博物館として観光客を迎えています。歴史地区Botev Park Historical Areaには、ボテフのチェタの道のりや彼のブルガリア人としての偉業を称賛する歴史的価値のある場所が集まっています。また、エコトレイルや憩いの場、バードウォッチング、釣りなどのレクリエーションの機会も多く、「ボテフの日」祭典の期間中は、町でも数多くのイベントが開催されます。