ドナウ河流域のほぼすべての自治体が、その領土にローマ文化・歴史遺産があることを誇りに思っています。ドナウ観光圏全体に、ローマ帝国の北の国境、ドナウ・ローマ・リメス(ラテン語でリメス=国境)が通っています。ローマ時代の城塞システムで最も興味深い遺跡は、古代要塞Bononia(ヴィディン)、ローマ都市Ulpia Oescus(ギゲン村)、Dimumの道の駅と古代城(ベレネ)、古代都市Nove(スヴィシュトフ)、古代要塞Sexaginta Prista(ルセ)、古代都市Transmariska(ツトラカン)、Durostorum(シリストラ)、考古学保護区Abritus Archaeological Reserve(ラズグラド)などです。