ポモリエ湖はポモリエのシンボルであり、泥、灰汁、ラパ(湖水)を使ったバルネオテラピー、塩の採取、化粧品の生産、そして絶滅危惧種に指定されている60種以上の鳥類の貴重な生息地として知られています。ラグーンは、2番目に大きな鳥の移動ルートであるポンティカ通り(ヴァイアポンティカ)に面しており、毎年何千羽ものコウノトリ、ペリカン、ガン、猛禽類がヨーロッパからアフリカへ向かう途中で湖の上空を渡っていきます。270種以上の羽のある鳥が、時期によって渡りや、越冬、営巣しているのを見ることができます。そのなかには、イソヒヨドリ、アカガン、ニシハイイロペリカン、メジロ、コハクチョウ、アジサシなど、世界的に絶滅の危機に瀕している希少種もいます。