ルソカストロ要塞周辺では、オスマン・トルコ支配下にブルガリアが陥落する前、ブルガリア人がビザンチウムに勝利した中世最後の大勝利となった戦いが繰り広げられました。1332年7月18日、イヴァン・アレクサンドル皇帝はルソカストロ要塞でアンドロニコス3世を打ち破りました。要塞の面積は12.85エーカーで、ツァレヴェツ要塞に次いで2番目に大きいものです。発掘は現在までに完了しています。支配者の塔、兵舎、3つの門がある要塞の入り口(そのうちの1つは「カタラクト」型)、塔井戸のある通路が発掘されました。